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不織布とは

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不織布とは何か?

不織布とは文字通り「織らない布」。編物でもなく紙・フィルムでもない、繊維同士をいろんな方法で結合させたシートです。
日本不織布協会会長の岩熊昭三氏によれば、『不織布はソフトな材料の革命』と提唱、わたしたちの身の回りのものはハードな材料、ソフトな材料に大別され、“ハードなプラスチック”と“ソフトな不織布”の関係がA図(R.B chart)のように示されています。
不織布の製品は一回切りで捨てられる「使い捨て製品」と、何回も使われる「耐久製品」に区別することができます。
また、使用目的に応じて原料、製法、加工方法などを選択することで、自在に機能を持たせることができるようになり、以下のような幅広い用途を開発中です。

不織布イメージ

不織布の主な特徴

  • 繊維一本一本で構成されたシート状材料。繊維はどんなものでも使え、またいろんな作り方(工程)によって、緻密なものから空隙の多いもの、柔らかいものから硬いもの、厚いものから薄いものまで自在に作れる。
  • 織布に比べ格段に生産性が高い。生産速度も織布に比べ数十倍から数百倍。労働力、設備コストの負担も少ない。
  • 通気性(ポーラス)が基本的機能でさらに吸水性、撥水性、耐洗濯性、抗菌、防臭、電気特性など用途に応じて機能を持たせることができる。
  • 布、皮、紙の分野を置きかえるだけでなく、それぞれの分野で新しい材料を作りだしている。

どんな製品があるのか?

ソフトな材料としての不織布が繊維製品、皮革製品、紙製品の分野でどのような用途に使われているかを製法別に図解したのがAの図です。以下のカッコ内の製品はほんの一例に過ぎません。

●衣料用資材(衣料用芯地、ブラジャーカップ用芯、肩パット、イベントジャンパー他)
●防護用衣料(実験着、防塵マスク他)
●家具・インテリア用資材(カーペット、カーペット基布他)
●人工皮革(人工皮革基布、塩ビレザー基布他)
●フィルター(エアフィルター、液体フィルター他)
●車両用資材(フロアマット等自動車内装材、自動車用各種フィルター他)
●工業用資材(研磨材、製紙用フェルト、電線押さえ巻テープ、電池セパレーター他)
●土木・建築用資材(吸出し防止材、遮水材、ルーフィング、結露シート他)
●農業・園芸用資材(ビニルハウスシート、遮光シート、べたがけシート他)
●生活用資材(収納袋、風呂敷、スーツカバー、ティーバッグ、水切りシート他)
●医療用資材(手術着、覆布セット、お産用パット、キャップ他)
●衛生材料(紙おむつ、生理用ナプキン、ガーゼ、ウェットティッシュ他)

不織布の歴史

1900年にドイツでフェルトの代用品として誕生した不織布は、戦前から欧米で研究開発が進められ、1950年以後、産業ベースに乗る不織布製法が開発されました。
わが国で不織布の生産が始まったのは1956(昭和31)年から1957(昭和32)年にかけて、ダイニック(旧日本クロス工業)、金星製紙、金井重要工業、フジコー(旧富士帽子工業)、アンビック(旧日本フェルト工業)、倉敷繊維加工など先発メーカーが、いずれもアメリカからの導入機械で乾式不織布の製造をスタートしました。
続いて1958(昭和33)年には特種製紙、広瀬製紙などがビニロン、ナイロンによる湿式不織布の生産を開始しました。
1959(昭和34)年3月には先発乾式メーカー4社で不織布懇話会が結成され、同年の9月には日本不織布工業会に改組。
1998(平成10)年4月には、1987(昭和62)年に設立された日本不織布振興会と統合し、日本不織布協会を発足、これが現在の不織布産業の基盤となりました。
1961(昭和36)年、西独カールフロイデンベルグ社からの技術導入による日本バイリーンのスタートが、その後の業界発展の起爆剤となりました。さらにまた大手化合繊メーカー、製紙メーカー、石油化学メーカー等からの参入で、わが国の不織布産業が急成長をたどりました。

今日の発展を見るまでは、原反から加工までの生産技術の開発と機械設備の進歩があったことが特筆されますが、同時に原料面でも不織布に機能性を付加した天然繊維、合成繊維、ガラス繊維、金属繊維など、あらゆる繊維の開発のための繊維メーカーからの協力がありました

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